堂ヶ島ニュー銀水ブログ特派員Mの堂ヶ島探訪?記
2回めは、得意の(笑)食べネタです
その前に、おなじみ遊覧船乗り場の周辺を、ちょこっとご紹介しましょう
堂ヶ島のターミナル 加山雄三ミュージアムからの眺めはこんな感じ
国道136号線をくぐる地下道は西伊豆の魅力ミュージアム
歴史や絶景、ジオについて、歩きながらさくっと学べます
東野圭吾原作、福山雅治主演の映画「真夏の方程式」の
ロケ地(西伊豆なんですよ!)やゆかりの品を展示するウィンドウもあります
お好きな方、ぜひ♡
地下道を抜けると右手が遊覧船のチケット売場、正面が船着場です
そしてチケット売場の横には…堂ヶ島名物?ノスタルジックな海女さんのお土産コーナー
みんな気さく過ぎて困る(笑)
でも西伊豆風情というか、西伊豆言葉に触れたい方にはおすすめ
さて伊豆旅のランチは… やっぱりお魚?
も、いいけど、せっかく西伊豆堂ヶ島に来たならこれははずせないでしょう
西伊豆しおかつおうどん♡
しおかつお(潮鰹)とは…
「しおかつお」とは、カツオを丸ごと塩に漬けこみ、乾燥させて作られる、カツオの乾干し塩蔵品です。その歴史はとても古く、税金として京の都に送られたりしたのもカツオの塩蔵品で、しおかつおの原型だと思われます。
カツオの塩漬けを干して、作られている「しおかつお」が、西伊豆の田子地区で保存食として作り続けられるようになったのは、江戸時代からと文献には書かれております。鰹節の三大名産地の一つ、西伊豆田子地区の古来より伝えられた加工方法を元に今も製造されております。
西伊豆田子港は、以前、良質のカツオがたくさん水揚げされ、鰹漁で栄えた漁師町です。
この町では、航海安全と豊漁豊作・子孫繁栄を祈願し、ワラでお飾りを付けた「しおかつお」を飾りました。「しおかつお」は、縁起の良い食べ物として、お正月の神棚に「正月魚」(しょうがつよ)と言う名前で、お供えされます。
お正月の三が日が過ぎると、神棚からおろし、みんなに振る舞う伝統ある郷土料理でもあります。その昔は、しおかつおは、田子地区の船員への雇用の証しとして、年の初めに契約の品に使われたりしもしており、昔から、身近な食べ物として親しまれてきました。
(引用:西伊豆しおかつお研究会公式HP「しおかつおの歴史」)
というわけで、西伊豆のご当地にしかない、ユニークで歴史のある、そして
めちゃめちゃおいしい伝統食材 それが「しおかつお」 なのです
説明が長くなりました
…つい、しおかつおについては熱くなっちゃうんですよね、私
この日いただいたのは、堂ヶ島船着場目の前の魚季亭(ときてい)さん
魚季亭さんの しおかつおうどんは、しおかつおを加工したふりかけ、かつおぶし、ねぎ
そして海苔と温泉たまごがトッピング(お好みですが、全部のせがおいしいと思います)
わしわし かき混ぜて、お好みで梅出汁でいただきます
梅出汁もおいしいのですが、しおかつおに十分な塩気があります
(でも個人的には、出汁しょうゆでいただく、スタンダードなしおかつおうどんがイチバンかなあ…
選べたら、嬉しいですよね。魚季亭さん、いかがでしょう)
しおかつおうどんは満足感がありながら、夜に響かない優秀ランチ
このほか、堂ヶ島食堂さんなどでも楽しめます
もちろんどちらのお店も、西伊豆らしい海鮮料理やどんぶりもありますよ!
実はこの日、遊覧船は残念ながら欠航だったのですが…
堂ヶ島園地の散策とおいしいランチで、大満足でした♪
上から見下ろす天窓洞も、オツなものです
遊覧船がなくっても、この絶景とおいしいランチを味わいに
どうぞおでかけくださいませ(〃’▽’〃)
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魚季亭 不定休
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