周りを海に囲まれるだけでなく、内陸には山や高原もある伊豆は海の幸、山の幸に恵まれた食材の宝庫です。




高級食材として有名な伊勢海老は、大きさは20cm~30cm程、房総半島より南に生息しています。
学名(Panulirus japonicus )と英語名(Japanese spiny lobster)に日本を表す言葉が付いている通り、日本の周辺しか獲れないエビで、プリプリとした食感と、生ではとろける甘さが特徴です。

日本のみならず、中国でも高級食材として重宝されるアワビは、日本では北は北海道南部から南は九州まで広い地域で生息しています。
生の場合は「コリコリ」とした食感、焼いたり蒸したりすると「弾力のあるやわらかさ」が特徴です。

金目鯛は鯛という言葉がつきますが、鯛の仲間ではなく別の種類の深海魚で、一年を通してよく脂が乗り、身は軟らかく小骨が少ないので、お年寄りや子供にも食べやすいのが特徴です。煮物をはじめ、お造り、しゃぶしゃぶと、あらゆる料理に向いています。

サザエは海水温が高い磯に多く生息している巻貝の一種です。
日本では太平洋側の九州から千葉沿岸、日本海側でも新潟まで広く分布しています。
その味は美味で、壷焼きをはじめ、お造りなどのいろいろな料理で使われています。

海だけではなく山もある伊豆では大根や人参をはじめ、一年を通じて野菜を栽培しています。
特に春には山菜や筍が食卓を彩ります。
忘れてはいけないものといえば、伊豆の清冽な水に育まれる山葵。
山葵の鼻に抜けるその心地よい刺激は、お造りをはじめ、日本料理には欠かすことができません。

伊豆の春を彩るニューサマーオレンジは、4月から6月にかけて収穫される爽やかな酸味とほのかな甘味が特徴の柑橘類です。
正式名は日向夏(ヒュウガナツ)と呼ばれ、みかんというよりもグレープフルーツに近い風味が特徴です。